ハンドハイジーン研究会とは
ハンドハイジーン研究会とは、病院施設の手指衛生遵守を向上させる取り組みを応援するプログラムです。
手指衛生遵守率向上を目指す医療施設様は、目標に向けた取り組みを行う中、様々な問題に直面します。このプログラムはこういった各施設が抱える個々の課題に対し、包括的に支援していくことを目的としています。
アドバイスを行う先生方
- 堀 賢 先生(順天堂大学大学院医学研究科 感染制御科学 教授)
- 吉田 理香 先生(東京医療保険大学 医療保健学部 教授)
- 藤田 烈 先生(国際医療福祉大学 未来研究支援センター 准教授)
プログラムのしくみ
- 医療施設において感染管理を担当しているグループもしくは責任者がエントリーします。
- 5月のキックオフミーティングにおいて目的と年間目標を発表していただきます。先生方から、プログラムの実施法などについてご指導を頂きます。
- 自分たちで考えた手指衛生遵守率向上プログラムを実行します。
- 9月の中間レビュー会で取り組みの途中経過を発表し、先生方から具体的なご指導を頂きます。
- 1月の成果発表会で5月からの取り組みの成果を発表していただきます。アルコール消毒薬の消費量や遵守率の向上度、取り組みの質やアウトカムなどが総合的に評価され、優秀施設が表彰されます。
- 最優秀、優秀賞に選ばれたグループには、2月の日本環境感染学会のランチョンセミナーで発表していただきます。
プログラム参加のメリット
- レビュー会などで先生方から、各施設が抱える個々の課題に対して具体的なアドバイスを頂けます。
- 期間の途中はいつでも先生方に質問することができます(事務局経由)。
- 初参加の施設は、順天堂大学医院の見学会に参加できます。
- レビュー会や発表会などを通じて、参加施設の取組みを共有できます。
- iPad 手指衛生観察アプリ(テルモ株式会社)の活用方法が分かります。(iPadはApple Inc.の商標です。)
- 優秀施設は表彰され、環境感染学会ランチョンセミナーでの発表の機会を得ることが出来ます。
- 2015年参加施設の中には、アルコール消毒薬消費量が7ヶ月で2倍以上増加したところが複数ありました。
結果の例
成果発表会・表彰式の様子
過去の参加施設からの声
- 「病院全体で、手指衛生の向上に取り組むきっかけとなった。今後も継続していきたいと思う。」
- 「今までは、感染対策チームだけで頑張っていたが、病院全体の手指衛生の意識向上に繋がった。」
ハンドハイジーン研究会Newsletter2号
ハンドハイジーン研究会Newsletter
Goodhandhygiene Newsletter 創刊号 (PDF 容量約600KB)
ハンドハイジーン研究会概要
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運営事務局
ハンドハイジーン研究会(メディバンクス株式会社内)
電話:03-6447-1180
メール:info@goodhandhygiene.jp