米国で「ディズニーランド麻疹」アウトブレーク拡大
カテゴリー:その他
2015/02/06
昨年12月にカリフォルニアディズニーランドで発生した感染から始まった麻疹のアウトブレークが、全米に広がっています。
1月だけで全米14州で84人の患者報告がありました。通常の年間患者数に匹敵する数です。患者の15%が入院しています。
今回のアウトブレークで特徴的なのは患者の多くが成人だということで、年齢の中央値は20歳です。多くの人は自分がワクチンを接種していないか、接種したことを覚えていないと言っているということです。
米国でのMMR接種率は高いのですが、2回のワクチン接種したことを覚えていない人は、追加接種しても害にはならないのでして欲しいと、当局者は述べています。(CIDRAP Jan 29, 2015)